囲碁は、黒と白の石を交互に置いて、囲んだ陣地(地)の広さを競う 2 人用の盤のゲームです。この記事では、初めての人向けに石の取り方・打てない点・コウ・終局と地の数え方・コミをまとめ、LUDORA の囲碁で選べる盤の大きさや数え方も紹介します。

囲碁とは

囲碁は、盤の線が交わる点(交点)に黒と白の石を 1 つずつ交互に置き、終局したときに地の多いほうが勝つゲームです。人数は 2 人。正式な盤は 19 路(縦横 19 本の線)ですが、初心者には 9 路盤がよく使われます。9 路なら 1 局 10〜20 分ほど、19 路では 1 時間を超えることもあります。

ルールは少ないのに奥が深く、置いた石は動かさないのが特徴です。

基本のルール

打ち方

黒が先手で、黒と白が 1 手ずつ交互に石を置きます。置いた石は動かせません。打つ場所がないと思ったら「パス」もできます。

石の取り方(呼吸点)

石の上下左右にある空いた交点を呼吸点(ダメ)といいます。縦横でつながった石は 1 つのかたまり(連)として扱い、相手の石で呼吸点をすべてふさがれると取られ、盤から取り除かれます。呼吸点が残り 1 つの状態をアタリといい、次に取られる危険があります。

たとえば盤の真ん中の白石 1 つは呼吸点が 4 つあり、黒が上下左右の 4 点すべてに置くと取れます。盤の端や隅では呼吸点が少ないので、取られやすくなります。

着手禁止点

石を置くと、その石(とつながる自分の石)の呼吸点がなくなる点には打てません(自殺手)。ただし、その手で相手の石を取れる場合は打てます。取った石の跡が空くので、呼吸点ができるからです。

コウ

お互いに 1 子ずつ取り合える形をコウといいます。取られた直後にすぐ取り返すと同じ形が永遠にくり返すため、すぐには取り返せません。一度ほかの場所に打ち(コウダテ)、相手がそれに応えてから取り返します。

終局と地の数え方

2 人が続けてパスすると終局です。終局後、もう助からない石(死に石)を取り除いてから数えます。数え方には大きく 2 つあります。

数え方数えるものよく使うコミ
日本式地(自分の石で囲んだ空き点)+アゲハマ(取った石・死に石)6 目半
中国式盤上の生きている石+地7 目半

数える対象はちがいますが、ほとんどの場合、どちらで数えても勝ち負けは同じになります。

コミ

先に打つ黒が有利なので、白の目数にコミを足します。半目(0.5)をつけるのは、引き分けを起こさないためです。たとえば日本式で黒が地 30 目+アゲハマ 5 個で 35 目、白が地 27 目+アゲハマ 2 個にコミ 6 目半を足して 35 目半なら、白の半目勝ちです。

実力差があるときは、弱いほうが黒を持ち、先に星へ石を何個か置いてから始める置き碁にします。

勝つためのコツ

初心者は、毎手「アタリの石がないか」を見回すことから始めましょう。相手のアタリは取り、自分のアタリは呼吸点が増える方向へ伸びて逃げます。石どうしをつなげておくと呼吸点が増え、取られにくくなります。

地を作るときは「隅 → 辺 → 中央」の順が基本です。隅は 2 辺を盤の端が守ってくれるので、少ない石で囲めます。9 路盤なら、隅の星(C3・G3・C7・G7)や盤の中心の天元(E5)あたりから打ち始めるとよいでしょう。

中級者をめざすなら、2 つの眼を覚えます。連の内側に、相手が打てない空き点(眼)が 2 か所あれば、その石は決して取られません。眼が 1 つしかない石は、外側を囲まれると最後には取られます。囲まれそうな石は、早めに眼を 2 つ作るか、外へ逃げましょう。終盤は「いちばん地が増える(相手の地を減らせる)所」から順に打つと、細かい差で勝ちきれます。

LUDORA で遊ぶ

LUDORA の囲碁は2 人専用です。相手がいないときは、ルームで「AI 追加」を押して CPU を席に足せます。CPU の強さは席ごとに よわい・ふつう・つよい から選べます。2 席そろうまで対局は始まりません。

打てるかどうか・取れる石・着手禁止はすべて自動で判定します。LUDORA では一度現れた盤面と同じ形に戻る手は、コウ以外の形でも打てません。打てない点には石を置けず、コウの点には赤い四角の印が出ます。

対局前にホストが選べる設定は次のとおりです。

設定選択肢
盤の大きさ9 路(既定)・13 路・19 路
コミ6 目半(既定)・7 目半・5 目半・半目
置き石なし(既定)・2〜9 子
数え方日本式(地+アゲハマ、既定)・中国式(石+地)
持ち時間5 分+秒読み 30 秒(既定)・10 分+秒読み 30 秒・1 手 20 秒・なし

置き石のある対局では、黒が星に決まった順で石を置き、白から打ちます。このときコミは半目に固定されます。人と CPU で置き石を選ぶと、人が黒(置き石をもらう側)になります。置き石なしのときの黒・白はくじで決まります。コミの選択肢はどれも半目つきなので、引き分けはありません。

終局の手順:2 人が続けてパスすると、サーバが死に石を見積もって × の印を付けます。印は石を押すと連ごとに付け外しでき、2 人が「同意」すると自動で数えて勝敗が決まります。納得できなければ「対局再開」で打ち続けられます。確認は 180 秒までで、過ぎるとその時の印のまま数えます。

持ち時間を使い切ると秒読みになり、秒読みも切れると時間切れ負けです。「投了」は 2 回押しで決まります。練習モードもあり、石を置く → 取る → アタリから逃げる → パスして終局 → 死に石を指す → 同意して数える の 6 つの課題を 9 路盤で試せます。

人どうしの対局の結果はレーティング(Elo、初期 1500)に反映されます。CPU との対局はレーティングに数えません。

よくある質問

囲碁の数え方は日本式と中国式で何がちがいますか?

日本式は「地+取った石」、中国式は「盤上の生きた石+地」を数えます。数える対象はちがいますが、勝ち負けはほとんどの場合同じです。LUDORA では対局前にどちらかを選べ、終局後は自動で数えます。

コウはいつ取り返せますか?

取られた直後は取り返せません。一度ほかの場所に打ってから、次の自分の番で取り返せます。

初心者は何路盤から始めればよいですか?

9 路盤がおすすめです。1 局が短く、石の取り方や生き死にの感覚を早く身につけられます。慣れたら 13 路、19 路へ広げましょう。

コミはなぜ半目なのですか?

6 目半のように 0.5 をつけると、目数が同じになることがなく、必ず勝ち負けが決まるからです。

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まずは 9 路盤で 1 局打ってみましょう。囲碁の遊び方を見る。LUDORA は無料・インストール不要で、アカウントを登録すればブラウザから CPU や友だちとすぐに対局できます。