将棋は、9×9 の盤で相手の玉を詰ませたほうが勝つ、日本で親しまれてきた 2 人用の盤のゲームです。この記事では、初めての人向けに 8 種類の駒の動かし方・成り・持ち駒・王手と詰み・主な反則をまとめ、LUDORA の将棋で自動で判定されることも紹介します。
将棋とは
将棋は先手と後手が 1 手ずつ交互に駒を動かし、相手の玉をどう逃げても取られる形(詰み)にしたほうが勝つゲームです。人数は 2 人。1 局の長さは持ち時間しだいですが、持ち時間 10 分+秒読みなら 20〜40 分ほどが目安です。
ほかの多くの盤のゲームとちがい、取った相手の駒を自分の駒として盤に打ち直せるのが将棋の大きな特徴です。終盤まで駒が減りにくく、逆転が起きやすいのも面白さです。
基本のルール
駒の動かし方
駒は 8 種類、先手・後手とも 20 枚ずつで始めます。
| 駒 | 動き | 成ると |
|---|---|---|
| 玉(王) | まわり 8 方向に 1 マス | 成らない |
| 飛車 | 縦・横にどこまでも | 龍:飛車の動き+斜め 1 マス |
| 角 | 斜めにどこまでも | 馬:角の動き+縦・横 1 マス |
| 金 | 斜め後ろ以外の 6 方向に 1 マス | 成らない |
| 銀 | 前・斜め前・斜め後ろの 5 方向に 1 マス | 成銀:金と同じ動き |
| 桂馬 | 2 マス前の左右へ跳ぶ(駒を飛び越せる) | 成桂:金と同じ動き |
| 香車 | 前にどこまでも | 成香:金と同じ動き |
| 歩 | 前に 1 マス | と金:金と同じ動き |
飛車・角・香車は、途中にほかの駒があるとそこから先へは進めません。相手の駒のいるマスへ動くと、その駒を取れます。
成り
相手側の奥 3 段(敵陣)に入る・敵陣の中で動く・敵陣から出る手で、駒を裏返して「成る」ことができます。成るかどうかは選べますが、成った駒は取られるまで元に戻りません。金と玉は成りません。
持ち駒
取った駒は「持ち駒」になり、自分の番に駒を動かす代わりに空いているマスへ打てます。打つときは必ず成っていない面で置きます(打ったあと敵陣で動けば成れます)。
王手と詰み
次に玉を取れる状態を王手といいます。王手をかけられたら、玉を逃がす・王手している駒を取る・間に駒を入れる(合駒)のどれかで防ぎます。どうしても防げない状態が詰みで、詰ませた側の勝ちです。
主な反則
- 二歩:成っていない自分の歩がある縦の列(筋)に、もう 1 枚歩を打つこと。
- 打ち歩詰め:持ち駒の歩を打って玉を詰ませること(盤上の歩を突いて詰ませるのはかまいません)。
- 行き所のない駒:歩・香車を一番奥の段へ、桂馬を奥の 2 段へ、成らずに進めたり打ったりすること。動けなくなるためです。
- 王手の放置:王手を防がない手や、自分から玉を取られる所へ動かす手。
- 連続王手の千日手:同じ局面が 4 回現れる千日手のうち、片方が王手をかけ続けていた場合は、王手をかけた側の負けです。
勝つためのコツ
初心者は、まず「駒をただで取られない」ことを意識しましょう。指す前に「動かした先を相手の駒が取れないか」を確かめるだけで、負け方が大きく減ります。駒の価値は おおよそ 歩 < 香・桂 < 銀・金 < 角・飛 です。
序盤は、角の通り道を開ける ▲7六歩 や、飛車の前の歩を伸ばす ▲2六歩 が定番の出だしです。玉は飛車から離し、金・銀を寄せて囲いを作ると、攻められても簡単には詰まされません。
中級者をめざすなら、持ち駒の使い方がかぎです。取った駒はすぐ打たなくてもかまいません。2 つの駒を同時にねらう両取りや、王手になるマスを探してから打つと強力です。詰ませ方では、玉の頭に金を打つ頭金(たとえば相手の玉が 5 一にいて、5 三に自分の歩があるとき 5 二に金を打つ形)がいちばん基本の形です。1 手・3 手で詰む形をいくつか覚えると、終盤で勝ちきれるようになります。
LUDORA で遊ぶ
LUDORA の将棋は2 人専用です。相手がいないときは、ルームで「AI 追加」を押して CPU を席に足せます。CPU の強さは席ごとに よわい・ふつう・つよい から選べます。2 席そろうまで対局は始まりません。
反則は自動で防がれます。 駒を押すと指せるマスにだけ印が出て、二歩・打ち歩詰め・行き所のない駒・王手の放置になる手はそもそも指せません。反則負けを心配せずに、ルールを覚えながら遊べます。成れる手では「成る / 成らない」を尋ね、成らないと動けなくなる手は自動で成ります。
対戦前にホストが選べる設定は次のとおりです。
| 設定 | 選択肢 |
|---|---|
| 手合割 | 平手(既定)・香落ち・角落ち・飛車落ち・二枚落ち |
| 持ち時間 | 10 分+秒読み 30 秒(既定)・10 分 切れ負け・1 手 30 秒の秒読み・なし |
駒落ちでは駒を落とす上手(後手)から指します。人と CPU の対局で駒落ちを選ぶと、人が駒を落とさない側(下手)になります。持ち時間は自分の番のあいだだけ減り、使い切ると 1 手ごとに秒読みを数え直します。秒読みも切れると負けです。
引き分けと特別な決着も自動で判定します。
- 千日手:同じ局面が 4 回現れたら引き分けで、その局を終えます(指し直しはしません)。連続王手の千日手は王手をかけた側の負けです。
- 入玉宣言(24 点法):玉が敵陣にいて、敵陣に玉のほかの駒が 10 枚以上あり、王手されていなければ「👑 入玉宣言」のボタンが出ます。飛・角(成った駒も)を 5 点、ほかを 1 点として敵陣の駒と持ち駒を数え、31 点以上なら宣言した側の勝ち、24〜30 点なら持将棋で引き分けです。
- 400 手に達したら持将棋(引き分け)です。
「投了」は 2 回押しで決まり、対局の途中で部屋を出ると負けになります。練習モードもあり、駒を動かす → 取る → 成る → 持ち駒を打つ → 詰ます(頭金)の 5 つの課題を順に試せます。
人どうしの対局の結果はレーティング(Elo、初期 1500)に反映されます。CPU との対局はレーティングに数えません。
もっと短く遊びたいときは、5×5 の盤で玉・金・銀・角・飛・歩を 1 枚ずつ並べて始める 5×5 将棋もあります。敵陣は奥の 1 段だけで、千日手は先手の負けになるのが本将棋とのちがいです(5×5 将棋の遊び方)。
よくある質問
二歩をしてしまったらどうなりますか?
実際の対局では二歩は反則負けです。LUDORA では二歩になるマスに印が出ず、打てないようになっています。
千日手になったらどうなりますか?
一般には同じ局面が 4 回現れると千日手で、公式戦では先後を入れ替えて指し直します。LUDORA では指し直しはせず、引き分けで終わります。ただし王手をかけ続けた場合は、王手した側の負けです。
「王」と「玉」はどうちがうのですか?
動きは同じです。後手の玉を「王」と書く習慣があり、LUDORA の盤も後手の玉を「王」と表示します。
初心者でも CPU に勝てますか?
CPU の「よわい」は大きな損をする手や 1 手で詰まされる手は避けますが、ときどき最善でない手を選びます。まずは「よわい」と対局して、駒を取られない指し方に慣れるのがおすすめです。
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ルールを確かめたら、さっそく 1 局指してみましょう。将棋の遊び方を見る。LUDORA は無料・インストール不要で、アカウントを登録すればブラウザから CPU や友だちとすぐに対局できます。


